こんにちは!50代アラフィフシングルマザー派遣社員の[なっすえん]です。
~前回の投稿の続きのお話です。
誰も訪れなくなった母のもとで、ひとり揺れる私の心
かつて、心の中で何度も距離を取ろうとした母。
心が擦り切れるような日々も、確かにあった。
それなのに今、
母が少しずつ記憶を手放していく姿に、私はまた涙しています。
■ 赦したわけじゃない。
でも、もう憎んでもいない。
悲しかったことも、
傷ついた記憶も、
消えたわけじゃない。
それでも私は今、
「憎しみを持って生き続けたくない」と、静かに願っています。
■ 生んでくれたことへの感謝
涙があふれるたび、
私は気づきました。
どんな過去があったとしても、
母は私をこの世界に送り出してくれた人だということ。
たくさんの不器用さや痛みを超えて、
それでも「生んでくれた」その事実だけは、
心から、ありがとうと言いたい。
■ できることを、できる範囲で
離れて暮らす私は、
何もかもはできないけれど、
-
電話をすること
-
声を届けること
-
できるだけ静かに、見守ること
その小さな積み重ねが、
きっと今の私たちにとって、
最善の「親子のかたち」なのだと思いたい。
■ 過去を抱きながら、それでも前に
私は、母を完全に赦したわけじゃない。
でも、過去だけを背負って生きることも、もうやめようと思う。
心に傷を抱えたまま、
それでも優しさを選びなおしていく。
泣きながらでも、
立ち止まりながらでもいい。
私は私の人生を、
愛と感謝を抱えながら、
歩いていきたい。
最後までお読み下さってありがとうございます🍀