過干渉な親(毒親)の元で育つ

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こんにちは。50代主婦[なっすえん]です。

毒親改め『過干渉の親』に育てられ
今まで息苦しさを感じながら生きてきましたが
残りの人生は自分の意志で生きていきたい

どんな事に悩んできたのか
改めて考えてみました。
最後まで読んでみて下さい。

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他人の気持ちに良く気付くね

この言葉を意識したのは30代かな。
母の感情を読み取ることだけに集中して生きてきたから
私に縁する周りの人、全ての人に対していつも気を遣う
複雑な母より読み取りやすいので(もちろん無意識ですよ)
自然と気配り出来る…訓練して習得したものですが。
その気配りに気付いた人から頂く言葉です。

最近までその言葉を真正面で受け止め
気配り出来ない自分はダメな人間だ
と負のループの中で生きていた

自己肯定感が低いから
この言葉を誉め言葉と受け止めて
更に無理をしていたんだろうな

家族にも同じ行動をとるんです
忖度(ネガティブな方の意味)とは
私の生き様を表現する言葉
などと考えていた時期もありました

存在を否定され続けて成長してるので
常に自分を底辺に位置付けていたのかもしれない

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両親の離婚から

幼少期はおとなしく、か細い声で
全く目立たない子供でした。

小学2年の時の担任が心配して
私を男の子の中で遊ばせるようにした
結果、とても活発になり
クラスに溶け込めるようになった。
子供らしい自由な時間もありました。

その後、両親が離婚して一変した
生活苦でイライラしている母から
上手くいかない全ての原因を
私が生まれてきたこととされた。
私の存在があったから離婚出来なかったと。

小学2年の担任の先生の努力の結果は
ここで途切れた…

成長とともに私は母のイエスマンになり
自由な妹を責める時もあった
生き残るための選択
母が好まないことは全て悪
母が喜ぶことばかり考える
~自分が無かったから
未だに自分の好きな事がわからない

経済格差の現実を知り
更に自己肯定感は低くなっていきました。

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母と離れて

私は母と生きていくので
一生結婚しないと思っていた
母から結婚出来ないと言われていたし。

世間体を気にする母
私が結婚しないのは母がさせないから
と言われ始めてから
そのことも私の責任にされた

たまたまその時期にお見合いの話を頂き
相手の職業が母のお眼鏡にとまり
とんとん拍子で結婚して実家を離れた

母がいない生活
初めて自分の意志で生きていける!

はずはない。。。
そうやって生きてきたことがないから。
自分の意志で決定する経験が無いから。
離れていても母の存在が大きく
毎日の電話でついつい何でも話してしまい
色々と指示される毎日
考えるより叱られない生き方を
脳が自然と『楽』認定してるかのよう

ここからは母と主人に気を遣うことで
体も心も休まる時が無く
病院通いが始まりました。
3年間、
医療費控除の確定申告をするほど。
診察券は名刺入れで管理しました。
この時期にも母から
『あなたの体調が悪いのは
働いたお金を私に送るのが勿体ないからよ』
と責められ続けましたけど。

子供の存在

私が本気で変わろうと思い始めたのは
妊娠が分かってから。

絶対に私のようになってほしくない

出来れば里帰り出産は避けたかったが
主人から実家に帰って欲しいと言われ
泣く泣く実家に帰ることに。
~のちに、主人の本当の姿を知ることになるのですが
この時は仕事が大変だと思い込んでいました

なぜ、里帰り出産を嫌がったか
母から私の子供は可愛くない
妹の子供たちは私の孫だけど
[なっすえん]の子供は旦那の家の孫
だと言われ続けていたから。

母は私が結婚しても一年で離婚して
自分の元に帰って来ると思っていた人。
体調を崩してからは
良く思われてなかったから。
主人には言えなくて里帰りしました

里帰り出産中の悲しい話は割愛

生まれてきた子供の為にも
強くなりたいと前向きになりました。

自己肯定感低め[なっすえん]の子育ての中で

子育ては実母・義母を反面教師にして
伸び伸びとした子育てを心掛けました。

決して私のコピーにしてはいけない

晴れた日は公園遊び
雨が降ったらレインコートでお散歩
雪が降ったら外遊び

高齢出産でしたが
子供の心の成長にプラスになることは
体を張ってでも頑張りました。

幼少期は他人と関わらず
自分の子育てに集中しました。
〇か月は×が出来るからと
ベビースクールで知り合った
4人目出産のベテランママの
お子さんが出来ていることと比べて
何も知らない自分に落ち込んで
子育てを失敗してしまう。。。
と本能で感じてしまったから。

結果、自己肯定感が高いまま成長した子供は
メンタルが強く、私の理解が追い付かないほど
気持ちの切り替えが早く適応します。

柔軟過ぎて、かつての私のような
面倒くさい友達に捕まったりしますが
自力で解決まで進んでいます。

50代の現在

人生の折り返し点(人生100年時代)に立ち
自分の気持ちを大事にしていいと
やっと気付きました。
相変わらず職場では気を使いすぎますが
気を使われている相手も
居心地悪いだろうな
と発想が変わってきました。

他人の気持ちに良く気付くね
と言われると、心の中で
暗示は不要なの結構です
と打ち消しています。
そこまでしなくてよいのですが
まだまだ不器用なので
出来ないことは無理しないように。

過干渉な母の要素を多分に持っているので
子供の成長の妨げにならないよう
自己啓発に目を向けています。

長い時間をかけて形成された性分
今までの自分を否定することなく
長い時間をかけて何度も何度も
修正部分を塗り直しつつ
生かしていけたら良いと思います。

※最後までお読み下さってありがとうございました🍀

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