こんにちは。50代主婦の[なっすえん]です。
※この記事は、専業主婦から社会復帰を目指し、初めてパート勤務に挑戦した当時の記録です。
現在はシングルマザーとして派遣社員として働いていますが、この経験があったからこそ、今の私があります。
これから一歩踏み出そうとしている方の参考になれば嬉しいです。
◆ 家庭の中で生まれた、思いがけない変化
パート勤務を始めた当初は、夫も「頑張ってるね」と声をかけてくれていました。
ところが、日を追うごとに家の中の空気が変わり始めたのです。
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朝食の準備に文句を言われる
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出勤前の慌ただしさに協力が得られない
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働き始めたことへの理解が薄れていく
初めは私も、「仕方ないかな」と思っていました。
でも、慣れない仕事と家庭の負担の両立に疲れがたまり、次第に心がすり減っていきました。
◆ ある朝、心が折れた瞬間
ゴールデンウィークの朝、
私は仕事、娘は学校、夫だけが休み。
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朝食を準備しても、なかなか食べ始めない
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小さなことで不満をぶつけられる
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出勤直前、怒りが爆発して家を飛び出す
その日は、
職場でもお客様に怒鳴られ、
昼休みには実家の母からの不満の電話。
──踏んだり蹴ったりの一日でした。
この日、私は心に誓いました。
「たとえどんな朝でも、家族を笑顔で送り出そう」と。
(この出来事をきっかけに、数年後には離婚という道を選びました。)
◆ 自分自身へのケアも大切に
帰宅後、仕事復帰のために我慢していた甘いお菓子を一口。
ふと、「少し自分を甘やかしてもいいんだ」と思えました。
疲れ切った心と体をリセットしながら、
娘と二人、淡々と日常を取り戻していきました。
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無理に頑張りすぎない
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相手に過剰な期待をしない
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自分自身を大切にする
これが、私なりの「これからの暮らし方」への小さな第一歩でした。
◆ 今、振り返って思うこと
家族だから分かり合えるとは限らない。
でも、誰かの期待に応えすぎて自分をすり減らすのではなく、
「自分自身のために」生きる選択もあっていい。
これからの暮らしは、
少しずつでも、自分で舵を取っていこうと思います。
この記事が、同じように悩みながら前に進もうとしているあなたの、
そっと背中を押すきっかけになれば嬉しいです🌸
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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